垂人オン座六句「そこのけ」の巻



《オン座にゆーす》

 Ⅰ.俳誌要覧(2017年版)
   小池正博氏や外山一機氏による『俳句・連句REMIX』評あり→ ココ

  Ⅱ.千代田サテライト教室
   江戸の俳諧師を読む →  
・西鶴   ・芭蕉   ・蕪村   ・一茶

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垂人(たると)巻肆
脇起 オン座六句「そこのけ」の巻
                       璞 捌 (膝送り)

第一連
 雀の子そこのけ/\御馬が通る       小林 一茶
  春炬燵にてのぞく大名          浅沼 ハク
 出品の根付はI(アイ)の字を添へて      佛淵 雀羅
  定規分度器相棒にする          小池 舞
 生きざまを見せた見られた後の月      中西ひろ美
  調理室からかをるモクセイ        鈴木 純一

第二連
 ミュージアムぶらり立ち寄る旅先の     広瀬ちえみ
  京都の駅で手をかさねたる        西原紫衣花
 恥ぢらへるその面影のすぐ翳り       ハク
  父のない児の名前一文字         雀羅
 不思議だね刻さかのぼるデロリアン     舞
  緑やさしき風知草です          ひろ美

第三連(自由律)
 頭脳痒いか展覧会の絵の中から       純一
  歌ふポップコーン            ちえみ
コンクリートのジャングルを駆けてゆくサラリーマン    紫衣花
  チンパンジーをおひ           ハク
 多分離婚だから氷入れるなよな       雀羅
  時衆与へむパソコン           舞

第四連
 隊を軍にせよと命令股火鉢         ひろ美
  ごんべぢやなくてごんのひやうゑぞ    純一
 マジックの布をはづせば石の出る      ちえみ
  痛さ流るゝ琺瑯の質           ハク
 散る花をしづかに受くるツイッター     紫衣花
  電波うらゝに放浪の空          執筆

     [註]三連一句目=頭脳警察・ELPによるロックの座。


                 二〇一七年三月一六日 首尾
                         於 夕㒵亭

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☆式目は→「オン座六句」六箇条(改訂版)をご覧頂きたく候。
プロフィール

 曳尾庵 ハク

Author: 曳尾庵 ハク
             
僭越ながら宗匠役をつとめ申し候。

開版リストは、コチラにて候。

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